旅の道連れ(2007年春アラスカ旅行記4)2007年05月30日 00:07

私のアラスカ旅行の基本は、ドライビング!! アメリカのたいていの街(ニューヨークやシカゴは別だと思いますが)は、日本より運転がしやすいと思うのですが、特に春と秋のアラスカの運転のしやすさはなかなかのもので、ペーパードライバーの方にもお勧めできます。 (でも万一に備えてタイヤ交換くらいは出来た方が良いかも)

今まで沢山の風景を写真に収めてきましたが、車が止められない場所で、思わず息を飲むような風景に出会えることも多々あります。今回も4日間合計で1,234mile(1,974km)走ってました。

そんなドライブ中心での旅で4日間道連れになる車は、とても大事なパートナーと言えます。

レンタカーを借りる場合は新車に当たることが多いので、順調にトラブルなく走ってくれます。

ちなみに、今回選ばれた車は、白のクライスラーSebring! 考えてみれば、アラスカでは初めてのクライスラー車。走りはともかく、最近のクライスラー社のデザインってアメ車独特のテイストがあって好きです。

今回の燃費は、13.01km/l。去年のPontic G6の13.4km/lにはちょっと負けてしまいましたが、排気量で考えるとまあまあかな?

それにしても、不思議なことが。 借りた車は、クライスラーなのに、GMのステッカーが!(って利用したのは、ALAMOなのでGM系の会社なのですが・・) 不思議なものです。

ちなみに、アメリカでドライブ旅行しようかと思っている方のために、ちょっとだけアドバイス。

・レンタカーを予約する際には、日本の旅行会社ですべて含まれたクーポンを購入するよりも、大手レンタカー会社のアメリカのサイト(英語)で予約する方が安くなるケースが多い。また、提携先の米国系航空会社の英語版サイトからアクセスすると、ちょっとですが割引されるケースがあります。

・ケチってエコノミーにするのではなく、中型車にしたほうが、運転の疲れがずっと少ない。初めてアラスカに行ったときには、コンパクトを借りたが、カーステにラジオしかなくてラジオが入らない場所を一人で運転するときには、ちょっと厳しかった。ちなみに中型車でCDがついていなかった事は今まで一度もなかった。CDを沢山持参しよう。

あと、安全運転で。(かつて一度スピード違反で捕まりましたが、罰金払うの面倒だった・・)

引力(2007年春アラスカ旅行記3)2007年05月22日 22:35

アラスカには強い引力がある。そうつくづく感じています。

思い返してみれば、今回のアラスカは9回目の訪問。 行けば行くたび次に訪れたいところが浮かんできます。

なんせ、オーロラも氷河クルーズもデナリ国立公園と言った3大アラスカ観光も経験したことがなく、ラフティングやキャンプと言ったアクティビティも経験したことがない。(そもそもデナリが開いているときに行ったのは一回しかない)それでも、それよりもただ車を流して綺麗な景色を探検する。それだけで日ごろの悩みや心の汚れが洗い流されます。

現地に住む人に聞くと、私のようにツアーで来るのでもなく、行き先ややることを決めて来る人よりも、ろくな予定も立てず車で回る人にリピーターが多いとの事。そんなところにアラスカの大地が心に与える引力がありその力は、相当強力だと思います。

今回の旅行では、そんな心への引力だけではなく、物理的な体への引力を感じることがありました。

Anchorageから、心引かれるままに帰路に向かう飛行機での事。滑走路に向かう飛行機が突然止まります。アナウンスでは「エンジンのモニターに異常が出ています。原因が分からないので安全が確認できるまで待ってください。」との事。(乗り次にはだいぶ余裕があるので全然慌てることもありませんでしたが。) しばらく経つと「やっぱり原因が分からないので、一旦ゲートに戻ります。降りて食事を買ってきたりしてもいいですよ・・・」との事。今までアラスカに限らず何度も同じ航空会社を利用してきましたが、こんな事は初めてでした。やっぱりアラスカの大地に「待て!!」と言われたような気がした瞬間でした。

しかも、LAで一泊した後の成田行きの飛行機もGo Aroundし、その瞬間もしかしたら、アラスカに向かうかも・・そんな思いもフト頭をよぎりました。

帰国後以降、次にいつアラスカに行こうか。会社の机に飾るアラスカの写真と州旗を見て、そう考える日々を過ごしています。

侵入者・・・(2007年春アラスカ滞在記2)2007年05月14日 22:11

今年のアラスカ行きの航空券は高く2年前の1.5倍以上!! しかも現地のホテルの料金も軒並み昨年より1割くらい高くなっている・・・加えて、レンタカー旅行者にとっては、ガソリン代の高騰。しかも、円安・・・ (最近観光客がカナダに取られつつあるという話を現地の方から耳にしましたが、分かるような気もします)

そんなわけで、今年は昨年よりもAnchorageでは、滞在するホテルのランクを下げることにしました。

そんな中で一泊したとあるホテルで事件は起こりました。 安いとは言っても、この季節(GWはアラスカでは閑散期なので、通常は宿泊費は安い)で、Full Prepaidで日本円に換算して\10,000くらいはするので、シーズンオフの日本の北海道なんかでそれなりのところに泊まれる値段です。 (それも、その某ホテルは夏季のピーク料金は、Sheraton並みに値段がするとの事なのです。)

まあ、それだけの値段を取るので、見かけはともかくしっかりしているのかな・・・と思っていたのですが、部屋で荷物を整理していると、見知らぬ人が鍵を開けて入ろうとしてきます。ノックもなしに扉を開けようとしたので、「ええー」って一瞬思ったのも束の間、入ろうとしてたのは、他の宿泊客(白人男性)だったようで、向こうもびっくり!!

「ここ私の部屋なんだけど、、」と言ったら、向こうは「あ、そうなんだ、ごめんごめん。確認するよ・・」といった感じで去っていきました。

しかも、夕食を食べに外出した後に、部屋に戻ってきたら、今度は自分の鍵で部屋が空かない・・・フロントに行き、部屋番号を伝えて

「空かないんだけど・・・」 と伝えたら、知らない日本人の名前を聞かれてしまいました。

「あなたの部屋は○○さんがチェックインしているみたい。」ちょっと焦りました。私の荷物はどうなったんだろう。

そうしたら、他の従業員が記録を調べてくれて、私が先にチェックインをしていることを確認してくれて、カードキーを初期化して何とか入れました。

今まで旅を続けてきて、高い宿、安い宿色々泊まり歩いてきましたが、こんなことは初めてでした。(実はここのホテルも三度目なんですけどね)まあ、最後に何事もなかったので良かったのです。

それにしても、私の部屋にチェックインした記録が残っていた日本人の方はどちらにいかれたんだろう・・

うますぎる・・(2007年春アラスカ滞在記1)2007年05月06日 11:26

昨日、アラスカから戻ってきました。

何回かに分けて滞在記を書いていきたいと思います。 まずは、食事編。

今回の滞在時には、いつも行く寿司バーで、今の旬をたずねると、「今は、甘エビですねー」とのこと。

何でも、4月15日にアラスカで漁が解禁になったとのことで、Witterという小さな街から取り寄せたとのこと。(アラスカ在住の方の情報によると、何でもここの甘エビは糖度がNo.1とのことです。)取れた手のプリプリの甘エビがショーケースに並んでいます。

こちらを、刺身と握り両方頂きましたが、これが絶品!!しかも、「新鮮だとこんなこと出来るんですよー」と出していただいたのが、甘エビの頭の部分のミソを取り出して作った軍艦巻き!!これがもう最高!!甘エビの頭のミソの軍艦巻きなんて日本でも食べたことないかも・・何でも漁師から頭ついたままよこすのにとても苦労したとか。

そのほか、アラスカといえばサーモン。同じ店でホワイトサーモンやユーコンサーモン頂きました。いずれも旬のものではないのですが、いずれも絶品です。そのほか、Valdezのレストランで海老とベークドサーモンのカレーソースを頂いたのですが、このサーモンも身が締まっていてなかなかおいしい^^

サーモン、いくら、銀ダラといった旬のものが多い秋に比べるとこの季節は、あまり旬のものが多くないようですが、なかなか捨てたものじゃありません。

またアラスカに戻って食べに行きたくなりました。

アラスカ写真集 (2006年春編)2006年11月20日 00:18

だいぶ遅くなってしまいましたが、今年のアラスカ旅行の写真をアップしました。

今回はGWに行ってきました。 実は私は写真を撮るのがあまり好きではありませんでした。 そんなわけで、旅行に行くときにはカメラは持って行くことはなかったのですが、ALASKAの自然を撮って行きたいと思いデジカメを買ったのでした。

とはいっても、ご覧のとおりあまり上手ではありません。 すごい景色に見とれていて写真を撮っていないことも多いのですが・・特に、今年はKenai湖の素晴らしい風景を目の当たりにしたのにも関わらず、いい撮影スポットが見当たらなかったのと、天気が余りよくなかったこともあって、撮り忘れてしまいました。来年は、何とか撮りたいと思います。

今年のGWには、海上自衛隊の方々が訓練でAnchorageに丁度滞在していました。たまたま夕食を取っていた店で、自衛官の方と知り合いになり護衛艦に乗せていただいたりして、これはまた思い出深い旅でした。(写真は、顔出ちゃっているので掲載しておりませんが・・)

http://www.imagegateway.net/a?i=49JjcYzDqr

もっと腕あげなきゃ!