バンコク旅行者情報 ~食事編~2006年03月10日 01:37

バンコクは、アジアの中では、台北と並び一人旅の旅行者にとってとても旅しやすいところだと思う。

それは、食事の面で特にそう思う。 アジアには、中国・韓国をはじめ食事が楽しみな場所が多い。私自身も中華や韓国料理は好物だ。でも、中国・韓国に一人で旅行するときに、現地ならではの食事を食べないことが結構ある。

これはあくまで私見だが、中国・韓国の料理の供され方は、家族料理が基本になっていると感じる。大皿をいくつか注文し、大人数でご飯と共に食べる。このスタイルが多い。もちろん、チャーハンや中華そばなど、一人前で十分な料理もあるが、それすらも大皿で注文して取り分けるスタイルの一部を、一人で食べているに過ぎないと感じる。たまたま、現地に知り合いがいて、食事を共に出来るときは、その醍醐味を楽しむことが出来るが、一人行動の場合は、読めないメニュー、表示されない価格に躊躇する。

ところが、バンコクは外食文化が栄えているためだろうか、食事が一人用として供されるものが多い。特に屋台形式の飲食店が食生活に大きな役割を果たしていることからも、その姿がうかがえる。私が、バンコクに行くと一度は行く、フードセンターのおかずやでも、ご飯に2種類のおかずを選ぶことが出来、それぞれの味を楽しむことが出来るし、麺類も別に追加することも出来る。B級グルメと言われるかもしれないが、このフードセンターの料理はあたりが多い。しかも、フードセンターでは多くの店で値段が明示されているので、明朗会計である。屋台と聞くと、衛生面で不安をもたれる人も多いと思うが、フードセンターは近代的なビルの中にもあり、少なくとも見た目で不衛生と感じることはそれほどない。

そればかりではない。バンコクには、大人数で楽しめる料理/店も当然ある。もともと中華系の人たちが多いので、中華料理店は多いし、韓国人街も小さいながらにもあるので、おいしい韓国料理も楽しむことが出来る。

旅行したくても、共に旅をする人がいなくて躊躇している方は、一度ふらっとバンコクを訪れてみると良いと思う。

終わり